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『ハッカーと画家〜コンピュータ時代の創造者たち〜』

ポール グレアム, Paul Graham, 川合 史朗
ハッカーと画家 コンピュータ時代の創造者たち

 ここんとこ読んでた本とは異なる内容でしたが、個人的にはこっちのほうが好きかも。「ソフトウェアエンジニアリング」とは、逆の立場としてのソフトウェア開発を論じているといでもいえるのか。芸術としてのソフトウェア開発?

 ソフトウェアエンジニアリングは組織的なソフトウェア開発についていうものが多いが、この本はより個人的(個の能力に依存した)ソフトウェア開発について論じられている。もしくはソフトウェア開発の本質は個々の能力を最大限引き出すことで組織に太刀打ちしうるということか。組織の縦の仕組みにがんじがらめになっていることのデメリットを鋭くついているようで耳が痛い。。

 ちょっと仕事にマンネリ化してるプログラマにおすすめ。プログラミング初心者の新人くんにもおすすめ。