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リレーショナルデータベースの原則

E・F・コッドによる基準

  1. 情報は表を使って論理的に表現される。
  2. データには、表、主キー、および列を使って論理的にアクセスできなければならない。
  3. NULL値は空文字列、空白、あるいはゼロなどとしてではなく、常に「欠落した情報」として扱われなければならない。
  4. メタデータ(データベースについてのデータ)は通常のデータと同じくデータベースに格納されなければならない。
  5. 単一の言語でデータ、ビュー、統合性制約、認証、トランザクション、およびデータ操作を定義できなければならない。
  6. ビューは基底表の更新を反映しなければならず、基底表はビューの更新を反映しなければならない。
  7. 単一の操作でデータの検索・挿入・更新、および削除ができなければならない。
  8. バッチ操作およびエンドユーザーによる操作は、物理的な記憶装置およびアクセスメソッドから論理的に切り離されていなければならない。
  9. バッチ操作およびエンドユーザーによる操作は、データベーススキーマおよびそれに基づくアプリケーションの再作成を伴わずにデータベーススキーマを変更できなければならない。
  10. 統合性制約は利用可能でなければならず、アプリケーションプログラムではなく、RDBメタデータに格納されなければならない。
  11. リレーショナルシステムのデータ操作言語は、物理データがどこにどのように分散されているかを関知すべきではなく、物理データが集中管理されていても分散されていても変更不要でなければならない。
  12. システムないで行われたあらゆる行の処理は、集合処理操作と同じ統合性規則および制約に従わなければならない。

SQLクイックリファレンス』(ISBN4-87311-055-6) P.11より