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アジャイル

 「アジャイル」なのとそうでないの、という言い方はよく使われるが、「アジャイル」=「俊敏な」だから、アジャイル開発は俊敏な開発なのかと言えば、そういう字句どおりの意味ではない。現実世界の変化に対する早期適応が核となる。早期適応とはいっても、機能に対して「ソースが仕様書です」という大きなリスクをとるようなまねをするわけではなく、機能の単位自体もアジャイルに適した規模で考えたうえで、陳腐化が早いドキュメントを作ることは重視しないということ。

 wikipediaアジャイルソフトウェア開発
の記述で興味深かったのが、次の状況ではその適用可能性については議論の対象となっているということ。

  • 20人以上の大規模なチームでの開発
  • 開発者が地理的に分散した状況での開発
  • ミッションクリティカルなシステムや人命に関わるシステムの開発
  • 「指示と管理」を社風とする企業
 「Webシステムだからアジャイル」っていう考え方もケースバイケースということ。