- 森 時彦
- ザ・ファシリテーター
人や組織を目標へ向けて動かす人が「ファシリテーター」であると理解した。ファシリテーションはその名詞。これもいわば「技術」ということになるだろう。ビジネスシーンだけにとどまらず、人の組織をまとめて目標があればそこに向かわせる「リーダー」というものがあるが、ファシリテーターは、そのリーダーの役割を当事者でなくとも担うことができる。当事者以外が担えるわけがないと考えがちだが、「ファシリテーション」という心理学などを駆使したれっきとした「技術」によって可能なのだということが書かれている。
ストーリー形式なので、雰囲気だけでもつかみやすい。とりあえず「ファシリテーションって何?」と思ってる人が最初に読む本としてお薦めだと思う。