- Scott Berkun, 村上 雅章
- イノベーションの神話
一度読むだけではもったいないかもしれないし、全て覚えておくのは当然ながら無理だろう。
イノベーションは、その影響が大きいがために、本質とはかけ離れた伝説や神話が生まれやすい。それらについて論じているというよりは諭しているといった感じの内容だ。
・イノベーションにおける「ひらめき」とはどういうものなのか。
・イノベーションの歴史を我々現代人は全て知っているといえるのか。
・イノベーションを生み出す方法というものがあるのか。
・ひとはみな新しいアイデアを好むといえるのか。
・イノベーションは一人の発案者によって生み出されるのものなのか。
・優れたアイデアは見つけづらいのか。
・最も優れたアイデアが生き残るのか。
・問題について、それを定義すること解決することはどちらが重要なのか。
・イノベーションは常に良い結果をもたらすのか。
これらは目次の抜粋と要約だが、イノベーションの何が神話で何が本質なのかということを、上記を論点として教えてくれる内容になっている。また、こういう内容を読みものとして捉えられる人にとってもおもしろく感じられると思う。