横山秀夫の小説を読むのは初めて。これも実家から持ってきたもの。ジャンルとしては「警察小説」というらしい。県警の強行班をメインにした連作短編集。ひとつの事件でひとつのストーリーを構成する。警察を構成する「人間」というものを前面に押し出しされており、事件に対する警察官の執念や行動が、それぞれの異なる背景でかかれているところが抜群に面白い。
横山秀夫といえば『半落ち』が有名だが、自分は小説も映画も読んだことがない。本屋でも横山秀夫を手に取ることはほとんどない。結構食わず嫌いをしていることに気づかされた。
- 作者: 横山秀夫
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2006/03/17
- メディア: 文庫
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