読後、興奮冷めない。舞台は警察内部。所詮、人間の集団であり、権力欲なども民間人とは何ら変わらないことを再認識させられる。(こと、地位や権力という点ではもっとも階級意識の高い組織のひとつと言っていいだろう。)
前半から中盤までは淡々と話が進む。ある程度情報が出揃ったところで、後半は流れるような展開。一気にクライマックスへと駆け上がっていく感じで終わる。
正直、血圧高めだと後半の駆け上がりとともに血圧アップしていくのできついっす。
- 作者: 横山秀夫
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2008/04/04
- メディア: 文庫
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