年をまたいで読了。起業したい人へ、、、だけじゃない。小さなソフトウェア開発の会社の振る舞いについて書かかれた著者のブログのより抜き編集。『Joel on software』と同じ系統かな。
内容は4部構成。「起業家」の考え方。小さなソフトウェア開発会社のための。「人」の考え方。人事関係。小さなソフトウェア開発会社のための。「マーケティング」の考え方。小さなソフトウェア開発会社のための。「セールス」の考え方。小さなソフトウェア開発会社のための。
起業したい人向けの本はいろいろ出てるが、ソフトウェア開発で起業したい人はこの本は読んでおくべきだろう。いわゆる経営理論とはちょっとずれてるところもあるが、本書の内容は、著者の実体験を書いてるところが違う。つまり、現場ではどのように振舞うのかということが書いてある。(もしくは、振舞ってきたのか。)実験的な試み、失敗とその教訓。小さなソフトウェア開発会社の事例とそこから導かれる理屈。学者やコンサルタントが書く理屈よりもずっと現実向けなのですごく面白いし、会社で働いてる人間にも自分の会社がどうあるべきか考えるきっかけになると思う。
Eric Sink
Joel on Software
http://local.joelonsoftware.com/mediawiki/index.php/Japanese
Eric Sink on the Business of Software 革新的ソフトウェア企業の作り方
- 作者: Eric Sink,エリック・シンク,青木靖
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2008/09/11
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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