日経ソフトウェア8月号を読んで。雑誌買うの久しぶりかも。あと、ここも読むこと。
- 経緯
- WHATWG(Web Hypertext Application Technology Working Group)が2004年に仕様検討。※Mozilla Foundation、Apple、Opera
- 2004年5月に標準化策定をW3Cが引き継ぎ。
- 当初は「Web Applications 1.0」という名称。次のような機能の実現を目指す。
- ユーザ・インタフェースを構成する新要素の追加。
- DOMに対応するプログラミング拡張機能の実装。
- Ajaxで知られるXMLHttpRequestの公式化
- canvas要素の実装
- WHATWGが検討していたもう一つの技術「Web Forms 2.0」はHTML5のフォーム部分の仕様に。
- 記述方法の大きな変更
- 従来のHTML要素は「ブロックレベル要素」と「インライン要素」の2種類。→廃止。
- HTML5ではコンテンツごとに分類する「コンテンツモデル」。
- ブラウザの対応
- 対応状況は「HTML5の新要素、新属性への対応」「canvasへの対応」「標準的なDOM APIの関数の実装」で測る。
- IE6〜8は未対応。スクリプトで要素を作ってしまうことはできる。canvasの機能はExplorerCanvasというJavaScriptライブラリで実現可能。
- Safari3.2以上、Firefox3.5beta4、Opera9以上は対応。