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『街場のメディア論』

賛否両論あるかもしれないが、マスメディアが提供する情報とはどういうものか、威勢のいいほうに耳を傾けがちなときにこそ、異なる視点も持つべきだ。

  • 「キャリア論」「キャリア教育」でいうキャリアとは、自分のためではなく他人のため。
  • 「マスメディア」のあるべき姿、今の姿。
    • クレーマー化するメディア
    • 弱者は常に正義なのか。
    • 変えないほうがよいものもある。
      • 市場の基準にすべてを委ねることで崩壊している状態のもの。教育、医療。
  • 「本」「読書」「著作権」「電子書籍
    • 読書したい人は減っていない。
    • 電子書籍の優位性とは、例えば、貴重文献や古文書といった物理的な理由で読むことが制限されるようなもの、広く読んでもらえる手段として
    • 著作権は、書くことの意味、「できるだけ多くの人に読んでほしい」といった欲求と矛盾。
    • 作者と著作権が分離する。著作権ビジネス。意義があるか?
    • 本の効用。読まずに積み上げられた本の圧力。
    • 読書、著作権、贈与経済からみたそのあり方。

街場のメディア論 (光文社新書)

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