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自信がある人ほど配慮が無いこと。

 自信に満ちた年配者ほど人の気持ちがわからないようだ。「人生経験を積んでいる」という前提があって、そこから思考がスタートするものだから、どうしても配慮の枠から外れるところがでてくるようだ。まず、自分について振り返ることが無いみたいだ。

 例えば、そういう配慮の欠如が、昨今の多くの自殺者を招いているのではないだろうか。鬱病の要因になっているのではないだろうか。「そんなの気にしてたら何もできない」というのはそうかもしれないが、しかし、怠け者の発言だろう。それを気にするのが人間なのではないかと思う。そういう配慮ができるのが人間なのだろうと思う。

 また、自分に自信があるのはわかるが、他者を否定することで自分のすばらしさを主張するようでは困る。特に、年配者にそれをやられるとがっかりしてしまう。それも配慮の欠如が要因だろう。

 弱肉強食の世の中と言われる。それでも、他者とのコミュニケーションにおいては「人にやさしく」ありたいと思う。甘やかすわけじゃない。厳しくてもいい。厳しいことを納得しあうことが、意味のある厳しさだし、それ以外の厳しさは全く奏効しない。まず、自分を振り返る姿勢を持ち続けたいし、持つべきだと思う。