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ぶたぶたのいる場所

矢崎 存美
ぶたぶたのいる場所 (光文社文庫)
 タイトルに魅かれて買ってみたのが1月2日、小樽の紀伊国屋にて。やっと読んでみた。

 「ぶたぶた」とは人間ではなく、ぶたのぬいぐるみ。そして、ホテルマンでもある。本書は連作ファンタジー小説。著者の「ぶたぶた」シリーズは「超人気シリーズ」らしい。文庫の裏のあらすじにそう書いてる。

 「ぶたぶた」さんがいるホテルと、町の祭りに上演される素人芝居の「オセロー」をめぐって、人間とぬいぐるみのドラマがあります。そして、一編だけホラーもある。

 買おうと思う人がそんなにいるかどうかわからないけれど、買って損はしないはずです。働きつかれてる人たちは癒してもらいましょう。