突出した勝ち組あるいは突出した負け組ではなく、ちょうどよいところで生きようというコンセプト。内容は雑誌の連載を集めたもの。
第1章、第2章はタイトルにまつわる話。弱肉強食な資本主義にもとづく行動は、「倫理的に」間違っているとのこと。なぜ「倫理的」に間違っていると言えるのかは特に触れていない。
第3〜5章は著者による「発想術」「資産運用術」「節約術」を具体的に。
内容はためになるが、「本」としては寄せ集めの感じだ。著者の本は初めて読んだが、他はどんなのなんだろう。
年収防衛―大恐慌時代に「自分防衛力」をつける (角川SSC新書)
- 作者: 森永卓郎
- 出版社/メーカー: 角川SSコミュニケーションズ
- 発売日: 2008/11
- メディア: 新書
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