1920年代のアメリカ社会経済史といったところ。ちょうど不景気になった現代を読み解くということで本屋は棚から引っ張り出して平積みにしたのだろう。帯には「そっくりだ。」とまで。。。現代のような社会の動き(どんな動きかと説明するのは難しいが)の原点が1920年代のアメリカの社会や経済にあるということらしい。例えば本書にあるような当時の経済情勢の流れから大恐慌へと移る様子は今まさに起こっていることと感じがちだが実はそうではなくて、1920年代アメリカに端を発する社会というはそういう移り変わりをするものなのだということ。この浮き沈みそのものこそが、良きにつけ悪しきにつけ、社会そのものだということ。
という感じで読み取ったわけだが、正直読んでて飽きた。通勤時に読むだけなので無理やり読み切ってみた。という読み方をしたので、理解も誤っているかもしれない。
オンリー・イエスタデイ―1920年代・アメリカ (ちくま文庫)
- 作者: F.L.アレン,Frederick Lewis Allen,藤久ミネ
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 1993/03
- メディア: 文庫
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