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「危機感」と「悲観的」

今年最後の読了本。(たぶん。)
 
「何事にも表と裏がある」とはよく言われるが、本書の場合は、なかなか切ない。自分はどうしても「明日は我が身」と考えてしまうところがあって、好意的な言い方をすると「常に危機感を持っている」となるが、「いつも悲観的」と紙一重なようにも思える。
 
本書のようなケースだと、「努力をすれば結果が、、」などという文句が陳腐におもえてくる。(あながち間違いではない場合も往々にしてあるが。)読後、今年の自分のふるまいを振りかえって、「自分はもう少し楽観的に生きた方がいいのかもしれない」と思えてきた。