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引越し中に読んだ本

 引越し中も本を読んでました。荷物を片付け→新居で荷物が着いても、整理もそこそこに。。珍しく流行りものもありますね。



藤原 正彦
国家の品格
 こんなに言いたいこと書けて、それが売れる(売れるのは当然だが)時代になったんですね。すごく共感した。変に理屈っぽいところがなくて、ひとりの人間の中で完結してる考え方が書かれてるので矛盾感がなくていいです。反論もあるとは思うけど、日本の国のすすむ方向のひとつとしては、もっとも辻褄が合っているきがします。日本人の自然な考え方にあっているから売れるのだろうと思います。



梶山 寿子
雑草魂―石川光久 アニメビジネスを変えた男
 これは日経BP
のサイトで連載されていた記事がもとになっています。そのときから楽しみに読んでました。Puroduction.I.Gの社長の経営の沿革とその哲学を書いたもの。かなり面白い。ありがちな「社員思いの・・・」とかではなく、アニメの会社を成長させていくうえでのかなりしたたかな戦略が書かれています。

 ビジネス書のはずだが、本屋のビジネス書のところでは見つからず。。店頭の端末で検索したら、、サブカルチャー→アニメの本棚に!!う〜ん、、両方に置いてほしいね。



近藤 淳也
「へんな会社」のつくり方
 ビジネス書だと思いますが、堅苦しくないので読みやすい。既存の企業の考え方とは異なった視点(作者にとっては当たり前のことを当たり前に考えているようですが)で実際に経営をしているのがすごい。同じ業界の人で、仕事をもっと楽しくやるつもりだったと思っている人、行き詰っている人は読むといろいろ示唆を受けるような気がします。



 ふう。。大きな本屋が近くにある町に住めるのは幸せです。