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2009-02-01から1ヶ月間の記事一覧

『まほろ駅前多田便利軒』

2006年の直木賞受賞作。三浦しをんの本は初めて読んだ。装丁とタイトルで衝動買い。 便利屋を営む主人公と高校時代の同級生。お互いバツイチで何やら訳ありな感じで暮らしている。似たような境遇の同級生の人生に触れるたびに、便利屋の客の訳ありな人生…

『回復力〜失敗からの復活』

著者が「失敗」に注目するのは、そこからいかに「回復」するかということに他ならない。本当の意味で回復するとはどういうことなのか。本書は「回復」のほうに焦点をあてたようなタイトルだが、「失敗」をベースにしている内容に変わりはない。 自分としては…

『つむじ風食堂の夜』

つむじ風食堂に集う人々と、父親が手品師で人工降雨の研究をしているけど飯のタネは物書き(?)という主人公のふれあいを書いたもの。やさしい言葉で、かつ分量も短めに淡々としたセリフ回しなので読みやすい。ただし、その内容はすこし哲学的に感じる部分も…

『自転車少年記―あの風の中へ』

単行本の『自転車少年記』の文庫版ではなく、続編+外伝的な感じで書き下ろしたものだそうだ。単行本のほうは未読。主人公の自転車を通した成長記。さわやかな青春という感じで面白かった。自転車に対するわくわく感みたいなものがちりばめられていて、自転…

『病院はもうご臨終です』

女医さんが書いた現場の話。 最近は「モンスターXXX」という言葉が随所で聞かれたりしてるが、結局のところ「自分がされて嫌なことを人にするな」っていう気配りが欠けてることが原因のような気がしてならない。ちなみにこの言葉は先輩の受け売り。わがまま…

雪明りの路

昨日(2/6)、10年ぶりくらいに行ってきた。しかも一人で。写真とりまくってきた。韓国から大勢ボランティアで来ていたらしく、ハングル語も会場で飛び交う。観光客も海外から多く来てるらしい。しかもちょうどアメリカのイージス艦が入港してたので軍人もい…

『やさしいC』

何年前に買ったのか忘れてしまった。すでに第3版まで出てるはず。自分のは初版。正直、使い方に困ってた。ネット上での評判はそこそこなので、うまく使いたかったが、今となってはすみずみまで読むほどのこともない気がしてたし。でもC言語は勉強しておき…

景気の波が。。。

お仕事無くなっちゃうかもしれない。。長いプロジェクトでしたが、そろそろ年貢の納め時なのかしら。。

『神様のパズル』

主人公と、人工授精で生まれた天才児にして16才の女子大生との関わりを、主人公の日記形式で書いたもの。物理学のゼミに所属する前出の二人とその仲間たちとともに、「宇宙を作ることができるか?」というテーマを研究する。SFといってよいとはいえ、サ…