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niwacchiのログ。

2009-01-01から1ヶ月間の記事一覧

『年収防衛―大恐慌時代に「自分防衛力」をつける』

突出した勝ち組あるいは突出した負け組ではなく、ちょうどよいところで生きようというコンセプト。内容は雑誌の連載を集めたもの。 第1章、第2章はタイトルにまつわる話。弱肉強食な資本主義にもとづく行動は、「倫理的に」間違っているとのこと。なぜ「倫…

Ubuntu8.10でビープ音を消す

/etc/modprobe.d/blacklist に次の行を追加して再起動。 blacklist pcspkr

『セカンドウィンド2』

『セカンドウィンド1』を読み返さななくては思い出せないくらい時間が経って2が発売された。解説によれば、ポニョの歌のせいで筆がとまってしまって遅れに遅れたらしい。 主人公の洋が、名門・南雲学院にスポーツ特待生として入学した後の話。高校二年生。…

『ジェネラル・ルージュの凱旋』

『チーム・バチスタの栄光』『ナイチンゲールの沈黙』に続くシリーズ三作目。時系列的には『ナイチンゲールの沈黙』とほぼ同時進行の東城大学病院での事件を描く。前作、前々作よりも、『死因不明社会』にあったような著者による医療現場の問題点の指摘や主…

トヨタの赤字 本当ですか?:Ken’s USA-Japan あっとらんだむ - CNET Japan

http://japan.cnet.com/blog/onuka/2009/01/18/entry_27019528/

『ぶたぶたの食卓』

またぶたぶた。ひさしぶりにアマゾンでまとめ買いしたので。 今回は「料理をするぶたぶた」。ぶたぶたは奥さんと二人の娘がいて、どの作品でも現在形で一家四人で暮らしていることが書かれているのだが、本書にはひとつだけ時間が流れた後の話がある。娘は大…

『ぶたぶた日記』

「ブタブタダイアリー」と読む。カルチャースクールのエッセイを書くクラスに通うことになったぶたぶた。講師と受講生とふれあいを受講生の視点で。彼、彼女の人生でちょっとひっかかる出来事を、ぶたぶたが書くエッセイが乗り越えさせるという話。それにし…

『沼地のある森を抜けて』

「ぬかどこ」から繰り広げられる神秘的な物語。本書に出てくる「ぬかどこ」はすごい「ぬかどこ」で、前半はそのすごさにばかり目がいく。それが少しずつ主人公の人生に絡んでいき、最後は「生と死」といったテーマにまで展開する。 著者には『裏庭』という傑…

『Eric Sink on the Business of Software 革新的ソフトウェア企業の作り方』

年をまたいで読了。起業したい人へ、、、だけじゃない。小さなソフトウェア開発の会社の振る舞いについて書かかれた著者のブログのより抜き編集。『Joel on software』と同じ系統かな。 内容は4部構成。「起業家」の考え方。小さなソフトウェア開発会社のた…

『訪問者ぶたぶた』

文庫書き下ろし最新刊。本屋で見つけて即買い。 「山崎ぶたぶた」というぶたのぬいぐるみ(性別:男、おじさん)が主役(?)の短編集。主役なようだけど実は脇役で、それぞれのストーリーの主役とぶたぶたのコミュニケーションを描いたもの。本作は「訪問者〜」…

『戦争絶滅へ、人間復活へ』

2009年の1冊目。ふさわしい本だったと思う。本書を読めば、右だ左だという議論がすごく小さなことに思える。戦争が仕方ないとか軍事力こそが戦争抑止力となるという理屈が人間尊重とはかけ離れたっものであることがわかる。「人道的支援」という言葉はこじ…