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構造化するウェブ

レビュー

岡嶋 裕史
構造化するウェブ (ブルーバックス 1577)
 情報システムは密結合から疎結合を指向するようになり、それとともに、プログラムも手続き型→オブジェクト指向→サービス指向へと要求が変遷する。但し、どれが理想というわけではなく、現状により適した形という意味あいも含む。

 ウェブ2.0の潮流は、ウェブ1.0、つまり、静的にリンクされた大量の情報を、技術的にも利用形態としても「動的な仕組み」を要求して再構築されるという「理念」であるという点を改めて定義する。対して、「ウェブサービス」というのはXMLを主とする「技術」であるという認識である。これらによってい再構築し構造化を指向するのが現在のウェブの姿であり、ウェブ理想型といえる「セマンテックウェブ」に近づきつつあるということになる。(あくまで、ウェブ2.0は一過程にすぎないという認識。

 ウェブについて、「技術の変遷」「情報の構造化」について解説している。ブログを初めとして、よりエンドユーザが手軽にウェブを利用するようになってきたからこそ、その技術面や学術的な理念についての本をまず読むといい。