やっと読み終わった。本書に書かれていることは、「わかっちゃいるけどやめられてない」という類の業界の悪習だ。同様のことを同種の本に大抵は書かれているが、本書がその原典にあたると思われる。
内容はいまさらなのでさておくとして、私が購入して読んだのは「新装版」。これから買って読みたいと思う人は要注意。翻訳がいまいちで非常に読みづらい。例えば「提言のほとんどは、機能的にテストが可能なものだ。」(p.218)という訳文に違和感を感じるのは私だけだろうか。古いほうを読むとか英語力のあるひとは原書を読むほうがよいかもしれない。もちろん本書を我慢して読んだとしてもその価値はあるだろうとは思うが。。。
人月の神話―狼人間を撃つ銀の弾はない (Professional computing series (別巻3))
- 作者: Jr.,フレデリック・P.ブルックス,Frederick Phillips,Jr. Brooks,滝沢徹,富沢昇,牧野祐子
- 出版社/メーカー: ピアソンエデュケーション
- 発売日: 2002/11
- メディア: 単行本
- 購入: 8人 クリック: 167回
- この商品を含むブログ (176件) を見る