村上春樹と村上龍の作品を、無理やり比較して批評したもの。文芸に対する批評というのは、その本を読む人自身が、読みながらできることでもある。それを、全体的なつじつまを合わせて文章にできる人を批評家というのだろう。本書の分析もそれなりに面白いが、これを読む暇があればそれぞれの村上の作品を何度も読んだほうがよい。
- 作者: 清水良典
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2008/09
- メディア: 新書
- クリック: 1回
- この商品を含むブログ (29件) を見る
村上春樹と村上龍の作品を、無理やり比較して批評したもの。文芸に対する批評というのは、その本を読む人自身が、読みながらできることでもある。それを、全体的なつじつまを合わせて文章にできる人を批評家というのだろう。本書の分析もそれなりに面白いが、これを読む暇があればそれぞれの村上の作品を何度も読んだほうがよい。