「読書のための本」の類はもう買う必要ないと思ってたけど、立ち読みしたら面白くてつい買ってしまった。ちなみに、著者の前作『情報は1冊のノートにまとめなさい』は27万部を既に突破したとのこと。
「〜リーディング」という言葉が流行りのようだが、本書が勧める読書は「インストール・リーディング」という。1冊のノート「読書をマネジメント」することで、読んだ内容を効果的に覚えこもうということらしい。
「探書リストとして使う」
買おうと思った本、例えば、インターネットで見つけた、広告で見つけた、書評で見つけたといった本をメモしておく。メモしておく項目を効果的なものにすることで、書店で探し回る手間を省くということらしい。
「読書ノートとして使う」
短くてもいいので、とにかく「続ける」こと。継続することに重点を置く。
ここまではアナログな作業なのだが、ここから、読んだ本についてデジタル化(データベース化)、ブログなどへのアウトプットといったデジタルな作業を行うことによって、初めて「インストール」できるとのこと。
結局、最後まで読んでみると、実は「1冊のノート」では終わらないみたいだ。
自分は、「探書リスト」に似たことはやってる。本に関する情報はニュースやブログで得ることがほとんどだが、気になる本の情報を調べて欲しいと思ったら、携帯電話のメモ帳に書いておく。で、リアル書店に行ったときにまとめ買い。ネット書店はあまり使わない。効率はよくないが、実際に手にとって開いてみて選ぶのが好きなので。本好きだけど「読みっぱなし」な人はぜひ参考にしてみるとよいです。
読書は1冊のノートにまとめなさい 100円ノートで確実に頭に落とすインストール・リーディング (Nanaブックス)
- 作者: 奥野宣之
- 出版社/メーカー: ナナ・コーポレート・コミュニケーション
- 発売日: 2008/12/05
- メディア: 単行本
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