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ワーキングプア

門倉 貴史
ワーキングプア いくら働いても報われない時代が来る (宝島社新書)

 働けど働けど楽にならざる時代の話。もちろん、今のこと。日本人の4人に1人が生活保護水準で暮らしている現実、誰でも突然にワーキングプアになり得る日本の労働社会と雇用システム、非正社員として働く若者の今と行く末、そして、小泉改革による自由主義経済政策と民営化の結果を分析する。

 「ワーキングプア」とは「汗水たらして働いているにも関わらず、生活保護水準の生活から脱却できない人」(P18より要約)のこと。少しづつ貯蓄すればよいとかいうレベルを超えた低収入ということである。自由主義、自己責任を標榜した経済政策の結果が大きな要素に思える。そして、ワーキングプアの増加が社会全体の経済活動を停滞化させる。単純に考えても「金がない」のだから購買ができないわけだ。

 日本の労働形態は多分にアメリカに影響うけつつあるが、もうそろそろ踏みとどまるべきだろうと思う。