- 岩崎 元郎
- 登山不適格者
タイトルから推測できると思うが辛口(当然でもある)な内容。例えば、ジーパンに運動靴での登山、観光客と本格的な登山者が同じ山道を歩く風景、そういうことが当たり前になりつつある現状に警鐘を鳴らそうということ。
山は一瞬の油断で危険な存在になる。山は人工的な観光地ではなく「自然」であることを認識して、真剣に向き合う必要があるという。結局、山が危険な存在にしているのは、真剣味のない「登山不適格者」と説く。
といった感じで序章が始まる。以下、目次。
序 章 山は危険か?
第1章 日本人の登山意識
第2章 気象と装備
第3章 食料
第4章 パーティー
第5章 山行
第6章 読図
第7章 計画
第8章 山小屋
第9章 健康と危機管理
第10章 「不適格」の烙印は誰が押すのか?
第1章 日本人の登山意識
第2章 気象と装備
第3章 食料
第4章 パーティー
第5章 山行
第6章 読図
第7章 計画
第8章 山小屋
第9章 健康と危機管理
第10章 「不適格」の烙印は誰が押すのか?
本書をもとに判定すれば、Hiroは随分と不適格要素が多い。前回の旭岳も読図や計画は先輩任せだし。。自分も知らぬ間に登山“ブーム”に乗ってしまっていたらしい。。(というのも本書を読むきっかけになったのだけど。。)マナーは決して悪くないと思うので、少し救われてるか。。等々、自戒の部分も含めて読んでよかったと思う