文字通り「きょうのできごと」を登場人物それぞれの視点で描いたもの。映画化もされているが、なぜこれが映画化されるに至ったのだろうか。なぜ、行定勲がこれが映画化しようと思ったのか。その辺がよくわからなかった。漠然と読んでいると、この小説の良さはわからないのかもしれない。ストーリー全体は特にインパクトのあるものではなく、その一文一文にもしかしたら魅力が埋まっているのだろうか。いろいろ注意しながら読まなくてはならない本なのかもしれない。
- 作者: 柴崎友香
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2004/03/05
- メディア: 文庫
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